消化器内科

食べ物の消化に携わる臓器（食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆のう、膵臓）に関係する疾患の診断や治療を行います。消化器疾患は、下記のような様々な症状を伴います。症状をお伺いしながら、適切な検査を行い原因を特定していきます。
また、胃癌や胃潰瘍の原因として胃の中に存在する細菌であるピロリ菌が有名です。当科では積極的にピロリ菌の診断・治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

気になる症状

胃や胸の痛み、胸やけ、胃もたれ、お腹の張り、食欲低下、腹痛、嘔吐、便秘、下痢、吐血、下血

肝臓内科

肝臓には、「栄養の貯蔵」「有害物質の解毒・分解」「食べ物の消化酵素を作る」という役割があります。肝臓は病気が進行するまで症状が出現しにくいのが特徴です。肝臓に負担がかかる原因として代表的なものに飲酒や肥満が挙げられます。気になる症状がない場合でも、肝臓に負担のかかる生活習慣がある方は是非一度お気軽に相談下さい。脂肪肝、肝炎（B型、C型など）、アルコール性肝障害、肝硬変など肝臓に関わる様々な疾患や合併症に対応致します。また、アルコール関連問題にお悩みの方に、飲酒量の低減を目的とした減酒(節酒)外来も行っております。アルコール関連問題は独力での解決は難しいとされています。医師やご家族のサポートが非常に重要です。是非問題解決のために、ともに考えていきましょう。

詳しい検査や専門的な治療が必要な場合は、ご家族の意向を伺ったうえで高次医療機関にご紹介します。

《実施可能な検査》

●血液検査、ピロリ菌検査、超音波検査(エコー検査)、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)、レントゲン、CT、MRI(MRCP)

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

●鎮静剤を使用し楽に受けることができます。
●より苦痛の少ない経鼻内視鏡検査も行っています。

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)

●鎮静剤を使用し楽に受けることができます。
●内視鏡専門医の確かな技術で大腸ポリープ切除を行います。切除したポリープの大きさや切除後の出血リスクによって、日帰りもしくは入院となります。