連日新型コロナウイルスの話題持ちきりですが、4月に入りついに福山市でも新型コロナウイルス患者が発生しました。
4月11日の時点で10人となっており、今後増加することが予想されます。
また4月10日には、週末の外出自粛も出ました。
戦後最大の危機とも言われる状況ですが、よく聞かれるのが「いつ終息しますか?」 という質問です。
正直わかりません。
いろんな人がいろんな意見を言っていますが、ウイルスが途中で変異したりすることもあり推測はなかなか難しいと思います。
が、いくつかの可能性で見ていきたいと思います。
①暖かくなったら
一般的には、インフルエンザウイルスやコロナウイルスなど風邪のウイルスは、暖かくなると減る傾向にあるので期待しておりました。
なので、ブログにも「春先暖かくなったら、終息する可能性もある」と書きましたが、現状その気配はありません。
現在、高温多湿な地にも発生しているところを見ると夏になっても厳しいですが、一方で感染者数自体はやはり緯度が高いほど多い(北に行くほど患者数が多い)という報告もあリます。
ということで、日本の高温多湿な梅雨や、紫外線も増えてくる時期でなんとかならないかと期待はしています。(一方暖かくなって終息したら、冬になったらまた再燃する可能性がありますが)
②1年かかる
今の自分の見立てでは、この可能性が一番高いように思います。
1年という年数よりは、6割近くの人が抗体ができた段階で終息する。という考えで、それには今のまま行けば1年近くかかるという考えです。
ワクチンができれば、抗体を人工的に作れるのですが、ワクチもすぐできるわけではないですし、そのことも含めてこの程度かかるかもしれません。
1年かかると、あらゆる行事が無しになり、経済への影響は計り知れないものになってしまいます。
③2−3年かかる
②の1年ですら気が遠くなるような時間ですが、歴史は繰り返すことを見れば、この可能性もあります。
1919年の世界で4人に1人が感染したと言われるスペイン風邪では、第2波、第3波などもあり、終息するまで最終的に3年近くかかっています。
結局ウイルスがほぼ全員にかかり尽くすまで続いたということになります。
ワクチンができる現代では、ここまで時間がかかる可能性は低いと思うしかないですが、もしこうなると五輪は延期ではなく中止でしょうし、生活のあり方自体が大きく変わります。
なんとか一刻も早い終息を祈りますし、そのためにできることをしていきますが、1人1人の力も大事です。
追記(5月5日)
現状を見ていると外出自粛の効果もあって、福山では陽性者増えておりませんし全国でも患者数の増加が頭打ちにあります。
なので人の移動があるため最もリスクのあるGW後の2週間を乗り切れば、5月末か6月くらいまでにある程度治ってくるのではないかと思います。
ただしあくまで一時的で、冬になるとまた出てくる可能性が高く、そのタイミングが本当の勝負になると思います。