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2019.02.17|No.51 般若心経(はんにゃしんぎょう)

みなさん、突然ですが般若心経(はんにゃしんぎょう)をご存知でしょうか?

摩訶般若波羅蜜心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう) から始まる日本でも最も有名なお経(おきょう)だろうと思います。

僕は、幼稚園の時にこれを唱える機会が多くその結果、5歳で全て暗唱し(これは自分の人生の中でも一番の自慢かもしれません笑)、今もその大体唱えることはできますが、この歳になるまで、般若心境の意味などについて考えたことは一度もありませんでした。

いくら暗唱してたとしても何の意味もないっていう感じですよね笑

わずか262文字の短いお経ですし、なかなか解釈も難しく、いろんな解釈の仕方もあると思うのですが

思うところがあり最近読んだ本に、たまたま般若心経のことがのっており、その意味を知り、般若心教の深さがわかりました。

般若心経は全体を通して、観音菩薩(かんのんぼさつ)が、舎利子(しゃりし)に教えを説くという形がとられています。

詳細の解説は、本やネットの情報に任せるとして、この般若心経、本も元に自分なりにまとめてみると、ポイントは人間が抱いている「色・受・思・行・識」5つの感覚は、

どれもみな「空」つまり実体のないものである。

だから物事に執着せずに生きなさい。そうすれば人はもっと安らかに生きることが出来る

と解釈できます。

みんな色々思い悩んだり、ああだこうだと批評したりしているが、そもそもあらゆる現象には実体がなく、それを自分自身の「思い」で勝手に色をつけているだけである。
結局、とらわれる必要のない何かにとらわれているから苦しむということなのでしょう。

と、般若心経の深さを知った自分はどうしても唱えたくなり

友人がお寺の住職をしているので、般若心教を唱えにお寺に本日朝行って参りました。

今まで唱えてきた般若心境とは違い、意味を感じながらの般若心境を写経させて頂きました。

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