サムネイル画像
2020.02.9|No.69 新型コロナウイルス②「予防」

新型コロナウイルスの第2回目ですが、最近の経過を見ていると、思ったよりも致死率は低く(武漢以外では1%を切っているところが多く)、このブログを書いている2月9日時点で、インフルエンザ(死亡率0.1%程度)より少し上くらい程度の死亡率かと推測されます。

(また潜伏期間も当初の最長14日間というのが、最長10日間と修正され随時情報は更新されています。)

このままなんとか収束してくれるのを願うばかりですし、春頃には収束している可能性もありますが、いろんなところに影響も出ていますしまだまだ油断はできません。

私も本当は1月末に仙台へ出張があったのですが、その母体の会議で「コロナウイルスのリスクがある以上医師が飛行機に乗って出張に行くのは取りやめた方が良い」という判断となり、急遽出張取りやめとなりました。

では、新型コロナウイルスにかからないためには、どうすれば良いかですが、個人でできることは、以下の3つになります。(結局通常の風邪をひかないようにする対策と一緒になります。)

1.十分な睡眠と十分な栄養
2.人ごみに行かない
3.手洗い、うがい、マスクをする。

1.十分な睡眠と十分な栄養
睡眠不足は感染症含むいろんな病気にかかるリスクです。
1日の睡眠時間が6時間という方もいますが、日本人は睡眠時間が世界で2番目に短い国です。できれば7−8時間は取った方が良いです。

また、バランスのとれた栄養を取ることも大事です。

2.人ごみに行かない
人ごみに行くと当然感染しやすくなります。新型コロナウイルスの患者と濃厚接触する可能性が高くなるからです。

特に感染者のつば などが飛ぶか、感染者と1時間程度1-2m以内で一緒にいると 濃厚接触と言って良いでしょう。

可能な限り公共交通機関を使わない方が良いと思われます。

3.手洗い、うがい、マスクをする
特に手洗いが重要です。コロナウイルスはアルコール消毒にて容易に死にますが、アルコール消毒でなくても、しっかり手洗いをすることが大事になります。

マスクは、医療従事者がつけた場合には、インフルエンザ様のものであれば66%予防できたという報告もありますがあくまで医療従事者です。

よくあるのがマスクがうまくつけれてないケースで、鼻が出ているものです。これでは予防は不十分ですので、しっかりと鼻まで覆いましよう。


ダメなマスクの仕方


良いマスクの仕方


今は、この新型コロナウイルスが話題で持ちきりですが、そもそも人類は感染症(ウイルスや細菌)との戦いの歴史です。
これを機に、上記に挙げた感染症にかかりにくい方法(予防接種も含めて)再度徹底することが重要です。

一覧へもどる