前回、ストレス社会で薬以外での解決法として、「環境を変える」ということを書きました。
しかし、すぐに環境を変えることができる人ばかりではないと思います。
2つ目の方法として、今回は「ストレス発散」についてお伝えします。
ストレス発散という言葉はよく聞くと思いますが、具体的に何をしたら良いのでしょうか?
音楽を聴く、映画を見る、カラオケ、ドライブ、ゲームをする、しっかり休む 何でも良いのです。
とにかく自分がしていて楽しいこと、またやりたいと思うこと(趣味)をすると良いです。これらは、幸せホルモンであるセロトニンというホルモンのレベルを上げてくれます。
ストレスを受けると減りがちなセロトニンが、増えることで不安や抑うつが改善されるのです。
ちなみに私の場合は、高校野球の観戦であったり、美味しいものを食べることです。
そして大事なのは、これらのストレス発散方法を複数持っておくことです。可能な限り多い方が良いです。
コーピングとも言いますが、こういうストレスの時は、このストレス発散方法 という風に使い分けても良いです。
趣味やストレス発散方法が全くないという方に、お勧めなのが運動です。
人間は、古来よりそもそも運動をするように体ができています。そして運動をすることでセロトニンレベルが上がることが分かっています。
現代は文明が発展して、運動不足の大人が多いですが、これもストレスに弱くなっている一因なのです。
是非騙されたと思って運動をしてみてください。
では、どんな運動が良いかというと有酸素運動でリズミカルな運動になります。つまり
・歩く(早歩き)
・走る
・自転車
・水泳
などです。
ポイントはきつすぎないこと、20-30分は続けることです。運動を始めて20-30分でセロトニンレベルがピークに達します。
軽いストレスなら間違いなくその日のうちに解消されることでしょうし、続けることで気持ちが前向きになることがわかると思います。