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2019.05.12|No.56 ストレス社会①「検査しても異常のない症状」

この5年ほど、「明らかに体の症状があるにも関わらず、病院でいろんな検査をしても異常が見つからない」という方の受診が増えています。

この原因は、もちろん検査で見つかっていない内科疾患のこともありますが、多くの方が精神的ストレスと関与しています。


具体的に言うと以下の症状です。症状は1つだけのこともあるし複数見られることもあります。

・吐き気・嘔吐
・めまい
・咳
・胸痛
・頭痛
・動悸
・発熱
・体の痛み
・しびれ
・のどにつっかえる感じ
・息がつまる感じ

いずれもここまで自分がブログに書いてきた内科的な症状なのですが、これらの症状で実は原因がストレスということがよくあるのです。不眠などであれば明らかにストレスが原因とわかるのですが、これらの症状だとストレスが原因とは思わず心療内科ではなく内科を受診するケースが大半です。

逆を言うと精神的ストレスで生じ得る症状は、あまりにも多くほぼ全ての症状があり得ると思って良いです。中には、記憶が一時的に飛んだ といった激しい症状の人もいます。

そして、その症状を引き起こすストレスの原因も色々です。

・職場での人間関係
・家族間のもめ事
・学校でのいじめ
・仕事の問題(過労)
・子供の問題
・金銭問題


明らかに症状があるのに検査でも異常がなく、原因がわからないと言われた方は一度ご相談ください。
内科の病気が隠れているのか、それともストレスによるものか診断いたします。

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