広島の豪雨災害から6年経ちました。
あの災害で亡くなられた方に、改めてご冥福をお祈り申し上げます。
6年前の2018年7月6日(金) 豪雨災害のまさに日、自分は福山市の夜間成人診療所に出務しておりました。
19時半から出務で23時までなのですが、時間を追うごとに雨がひどくなり
その日の患者さんの数は当時としては考えられない3人という人数でした。(当時は平均30人前後)
途中で、当時医師会長だった児玉先生が来られて、夜間成人診療所や職員の帰りが大丈夫か確認されてましたが、個人的には「むしろ遠方の児玉先生の方が帰り大丈夫なのかな?」と心配になった記憶があります。
大雨で市内も冠水した状態で、夜間成人診療所から帰るときにかなり注意して帰った記憶がありますが
もっと問題だったのは翌日でした。
7月7日は、土曜日で当時は外来日でしたので、当時の藤井病院(鞆の浦)に出勤しようとしたところ大雨で鞆の浦の道路は前日の雨でかなり冠水状態でした。
どうにか、冠水してない道を通って、病院には辿り着いたのですが、午前中に鞆の浦に向かう海岸線の終わりくらいで(田尻町)倒木があり、また沼隈の方でも倒木があり、
鞆の浦が文字通り陸の孤島になってしまったのです。
幸い、どうにか夕方には通れるようになり、無事帰ることができましたが、今でもこの記憶は薄れません。
ちなみにこの年この影響で、高校野球の広島県大会も延期に延期となり、大きく日程が狂いいろんな影響が出ました。
そんなこの7月6日に、本日高校野球広島県大会開幕するのは、何か感慨深いものがあります。
広島は災害の少ない比較的安全な県と言われてましたが、豪雨災害が2014年、2018年と続いており、
また近年地球規模でも災害が増えており、いつどこで何が起こってもおかしくないと思います。
今年も熱暑と共に、豪雨災害の際の対策を立てないといけないと思うばかりです。