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2020.11.29|No.78 ICLSコース開催

本日、第2回紫苑会藤井病院ICLSコースを当院で開催しました。

ICLSコースとは、日本救急医学会の医療従事者向け蘇生教育コースで、心肺停止患者さんに適切に対応し、チーム蘇生を習得することを目標としています。

当院では本年3月に第1回を開催しましたが、本日11月29日第2回を開催しました。

新型コロナウイルスの影響もあり、院内の職員限定で、感染対策に十分配慮しながらの開催となりました。

6名の受講生と、6人のインストラクターの参加で、少人数のグループに分かれてシミュレーション実習を繰り返し、1日かけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけました。

最初に、いわゆる心臓マッサージや人工呼吸などの心肺蘇生(BLSと言います)を行いました。


その次に、除細動器(いわゆる電気ショック)や気管挿管チューブ(いわゆる呼吸器の管)など高度な器具を用いての管理を勉強した上で、午後からは受講者6人がチームとなり模擬患者で心肺蘇生を行いました。


当院のコース目標でもある「ICLSの輪を広げる、楽しく、明るく、元気よく」をモットーに楽しくかつ緊張感を持って行うことができたと思います。

第1回では受講側だった看護師も、今回インストラクターしてもらいました。

人に教えることは、とても勉強になるため、今後も受講生からインストラクターを養成していきたいと思います。

また今後も当院にて引き続きいろんな講習会を行っていき、医療レベルの向上に努めたいと思います。

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