身体のお悩みについて
検診で異常を指摘された方
血液検査
貧血: Hb(血色素)やRBC(赤血球)で異常を指摘された方
多くは鉄欠乏による貧血で女性に多く見られますが、実は月経過多や婦人科疾患や、胃がんや大腸がんなどが潜んでいることがあります。また頻度はあまり多くありませんが、血液疾患や炎症性疾患など多岐にわたる原因で貧血は引き起こされます。
当院では採血検査や便検査などで、貧血の背後に重大な病気が隠れていないか適切に診断した上で、必要に応じてCTやMRIなどの画像検査や上部内視鏡検査(胃カメラ)や大腸内視鏡検査(検査は消化器病専門医、消化器内視鏡専門医が担当します)を行います。
受診診療科:内科/総合診療科、消化器内科
肝臓: AST、ALT、γ-GTP、ビリルビン で異常を指摘された方
B型肝炎やC型肝炎などのウィルス性肝炎に加えて、最近では糖尿病をはじめとする代謝性疾患、アルコール性肝障害などに合併する脂肪性肝疾患(MASLD)が注目されています。
放置すると肝臓が機能しなくなる肝硬変やさらに肝臓がんに進展することもあります。
当院では血液検査でウィルス性肝炎が潜んでいないか確認するのと同時に、特殊な肝臓病でないかを慎重に見極めます。さらに腹部エコーやCT、MRIによって肝臓の状態を見極めた上で肝障害の原因によって治療方針を決定します。
アルコールが原因の方には肝臓外来で飲酒量低減薬を用いたリスク低減療法も実施しています。
受診診療科:内科/総合診療科、消化器内科、肝臓内科
腎臓: クレアチニン、尿素窒素(BUN)、尿蛋白、尿潜血を指摘された方
これらの異常を指摘された方は慢性腎臓病(CKD)の可能性があります。初期にはほとんど症状がないまま進行し、放っておくと透析療法や腎臓移植を行わなければいけなくなる可能性があります。
また、尿潜血では腎臓病に加えて、腎臓がんや膀胱がんなど泌尿器系悪性腫瘍の可能性もあります。
当院ではまずは血液検査や尿検査、超音波などの画像検査で腎臓や尿路の状況を把握し、治療方針を決定します。
受診診療科:内科/総合診療科、泌尿器科
●脂質
●血糖値
レントゲン
●肺に影があると言われた方
●心臓が大きいと言われた方
心電図
●脈が不整と言われた方
●心電図波形異常を指摘された方
検便検査
●便潜血陽性の方
バリウム検査
●異常を指摘された方
気になる症状がある方
●熱がある
●体がむくむ
●食欲がわかない
●体重が減少した
●体重が増えた
●お腹が張る
●便秘がひどい
●声がかすれる
●痰が出る
●息が切れる
●動悸がする
●物忘れが増えた
●年齢とともに体が動かなくなってきた
●いびきがうるさい
●日中眠気がある
●肩や腰が痛い
●手足が痺れる
●尿漏れが気になる
●尿回数が多い 夜間排尿のために目が覚める
●アルコールをやめたい