ファーストビュー

看護部

看護部長挨拶

看護部長 藤本みどり
福山南病院(旧藤井病院)は、令和5年12月1日に福山市水呑町へ移転致しました。前身の藤井病院で目指しておりました「地域の皆様に信頼され親しまれる病院づくり」はもとより、「一人ひとりの“いきる”を支える」をミッションとしてあらたにスタートいたしました。看護部は、病院の理念と方針に基づき、患者様やご家族の方々には身近な病院の職員であるとともに、地域の皆様の健康に関するニーズに応え、専門知識と技術を持ち、丁寧で優しく信頼される看護の実践に努めています。近年では、多くの新人職員を採用することができ、『ともに学び、ともに歩み、ともに育つ』ことを方針として、看護職員全員が学習者として学びあい、看護実践の力を高めていきたいと考えております。私たちの合言葉は、『お互いを大切にするチームで、ひとりひとりを大切にする看護』です。この言葉に広く・深い気持ちを込めて、今後も地域の皆様に選ばれ、信頼される病院を目指して職員一同力を合わせて努力致します。

看護部長 藤本みどり

基本方針と組織図

看護部の理念

私たちは、患者さんやご家族の気持ちに優しく寄り添い、安心していただける看護を目指しています。

看護部の基本方針

  • 1)常に患者の立場に立ち、患者の権利を尊重し、患者の生活の質(QOL)の向上を目指した看護サービスを提供します。
  • 2)科学的根拠に基づいた幅広い知識と技術による看護実践を通して、安全で質の高い医療提供に寄与します。
  • 3)医療者に必要な倫理観・使命に基づき、主体的で自律的な行動ができる看護職員を育成します。
  • 4)円滑なチーム医療を推進し、地域との連携を図り、継続的な看護サービスを提供します。
  • 5)福山南病院看護師は、健康で豊かな人間性を持ち、常に品性に磨きをかけながら自己研鑽します。
組織図

看護部教育理念

施設の理念・看護部理念に基づき患者や家族の価値観を大切にし、質の高い看護サービスが提供できる人材育成を目指します。

看護部教育方針

「共に学び、共に歩み、共に育つ」を合言葉に、看護職員全員が学習者として学びあい、看護実践能力を高めるとともに自己のキャリア開発を支援する。

データでみる

  • 看護師の平均年齢

    39.3
  • 看護師数

    75
  • 男女比

    1:3
  • 新人離職率

    0%

職員の状況

平均年齢・当院での平均勤務年数

令和4年4月 令和5年4月
平均年齢 38才 39.3才
平均勤務年数 7.5年 6.86年

離職率※令和5年度 新卒採用10名

令和3年度 令和4年度
新卒離職率 33.3%(1/3人) 0%(0/7人)
既卒離職率 0%(0/4人) 10%(1/10人)
年齢の分布
年齢の分布

部署紹介

外来

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3階病棟

3階病棟は、治療の必要な急性期の患者様からリハビリの必要な患者様まで、さまざまな方が入院されています。多忙な毎日の中でも、経験豊富な先輩看護師に育ててもらった若いスタッフが多いので、いつも元気に病棟を盛り上げてくれています。
笑顔の絶えない明るい病棟です。

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4階病棟

4階病棟では、地域包括ケア病棟として患者様の受け入れを行っています。
私たちは、様々なステージにある患者様やご家族にていねいで真心のある関わりと、他部署との連携を大切にしたチームで関わるためにカンファレンス持つことを重点としています。

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教育システム

  • 1.育成したい看護師像

    福山南病院の看護部は、当院の理念・基本方針のもとに、地域の人々の健康に関するニーズに応え、
    質の高い看護が提供できるように、「豊かな知識と感性、高い倫理観を持ち、知識・技術・態度を統合させ、丁寧で優し
    く、信頼される看護師」の育成を目指します。

    1. ● 知識と感性・倫理観

      単に知識を持つだけでなく、向上心を持ち、エビデンスに基づく実践ができ、多様な価値感を持つ相手を尊重できる看護師

    2. ● 丁寧で優しく

      相手を理解しようとする姿勢で対象をとらえ、対象の気持ちの変化に気付ける能力を持ち、対象の将来のためになることをともに考え、提案ができる看護師

    3. ● 信頼

      個人として、チーム員として患者から信頼されるとはどういうことか考え行動できる看護師

2.求められる能力

1)専門職業人として
  • ①人権を尊重して患者の権利を擁護することを基本において対応できる能力
  • ②看護師としての知識・技術・態度を有し、根拠を持って安全で安心な看護実践能力
  • ③医療に従事する多様な専門職と協働し、チーム医療を推進する能力
  • ④主体的に学び、前向きに看護の仕事に携わる能力
2)組織人として
  • ①病院の理念・方針を理解し、看護職員として経営参画できる能力
  • ②患者・家族・医療チームのメンバーとよい人間関係を築いていく能力
3)病院の職員として
  • ①福山南病院の社会的役割を果たすために、医療の立場で地域貢献できる能力
  • ②福山南病院の職員として、モラルを持った行動が取れる能力

教育体制

教育体制

新人の教育サポート

当院は充実した指導体制があります。未経験者から経験者まで実地指導者とプリセプターが1年間指導致します。

  • 新人看護師
    新人看護師

    看護師として働き始めて初めてのことが多く、自分に自信が持てない時期がありました。そんな時、実地指導者やプリセプターが声をかけてくださり、今できていることの再確認や今後の課題を一緒に模索してくださいました。また、病棟の先輩方も相談しやすい雰囲気を作ってくださり、一人では分からないことや難しいこともすぐに伝えるようにしています。

  • 新人看護師
    新人看護師

    新人一人ずつにプリセプター、実地指導者が付いてくれ、不安な事やわからないことがあれば親身に相談に乗ってくれるのでとても心強いです。新人教育はテーマごとに勉強会を行ったり意見交換をすることで、現場で必要な知識も身につけることができます。何より、病棟全体が穏やかな雰囲気で職員同士も接しやすく、新人の声も聞いてくれるためとても働きやすい環境です。

  • 新人看護師
    実地指導者

    当院では、ポートフォリオを通し新人の学習状況や技術習得到達点を定期的に確認し指導にあたっています。
    私が育った「見て学べ、自分で学ベ」が当たり前の時代から、サポート強化型の教育にとても好感を持っています。

  • 新人看護師
    プリセプター

    プリセプティーのペースに合わせて自立できるまで精神面をサポートし、技術面は病棟全体でフォローしています。
    コミュニケーションと新人の看護観を大切にしています。
    新人から学ぶことも多く、ともに成長していきたいと思っています。

新人ナースの1年間

  • 4月

    ●新採用者研修

    入職時に受ける研修です。5 日間の研修を修了するころには表情が変わってきます。その後、病棟に入ると、先輩と行動を共にして看護師としての基礎を学んでいきます。患者さんや自分自身を守るために、医療安全対策や感染防止技術も学びます。

  • 5月

    ●リフレッシュ研修

    思っていたことと違ったこと、同じだったこと、思ったより良かったことなどを語ります。研修担当の先輩も含めて、共感や共有を行うことでリフレッシュしていきます。 リフレッシュ研修

  • 6月

    ●医療安全研修
    ●BLS

    確実な救命技術を学びます。「見て・聴いて・感じて」、声を出して、元気に楽しく学べます。おやつも出ます。

  • 7月

    ●感染対策研修
    ●多重課題

    患者さんへの対応が一度に重なることはよくあります。何が一番大事なのか優先順位をつけて行動するスキルと思考を身につけます。 リフレッシュ研修

  • 8月

    ●夜勤前準備

    夜勤に備えて、心構えやオリエンテーションを受けます。

  • 9月

    ●半年の振り返り

    中間の評価を行い、後半への目標を持ちます。夜勤に備えて準備します。
    自信がついていきます。 リフレッシュ研修

  • 10月

    ●外来研修

    入院前の患者さん、退院後の患者さんなど、入院中には見られない患者さんを知ります。自立した行動が増えます。 リフレッシュ研修

  • 11月

    ●倫理的視点で日々の看護を振り返る

    日々の看護を振り返り、看護者の倫理綱領と照らし合わせ、看護倫理について考える研修です。「患者さんのためになっているか」立ち止まり考え、意見を言うことが役割でもあることをまなびます。

  • 12月

    ●感染対策研修
    ●医療安全研修

    医療安全研修
  • 1月

    先輩の1年間の取り組みについて発表を聞くことができます。

    先輩の1年間の取り組みについて発表
  • 2月

    ●リフレクション

    ケーススタディーを発表します。1 年間の総まとめとなり、自分の看護観をまとめて発表し、プリセプターや実地指導者からメッセージももらいます。ここでの意見交換は、さらに学びを膨らませることとなり、3 月に最終の評価を行ってから 2 年目看護師になります。

  • 3月

    入職時に立てた「1年後になりたい私」になれたかどうか、振り返ります。個人の一年間の歩みを「なりたかった自分」に結びつけて考えることで自信となり、2年目の目標に繋いでいきます。 リフレッシュ研修 リフレッシュ研修

働く人を知る

  • 教育委員長
    教育委員長

    看護部教育委員会では、キャリアラダーをもとに教育活動を行っています。新人教育は、個人のペースに合わせ、それを病院全体で支援する体制です。それぞれに寄り添った思いやりのある教育で日々頑張っています。

  • 子育てママ
    子育てママ

    藤井病院に勤めて約19年が立ちます。子供も4人授かることができ、子供の体調不良などで休む事が多くなってきました。しかし、ここのみんなは子育て世代も多く、理解してくれてとても助かっています。私は仕事に来ることで毎日楽しく過ごせていると感じています。仕事中に嫌なことがあっても、なるべく笑顔を絶やさないようにしています。

  • 働きながら資格取得
    働きながら資格取得

    終末期における患者様にとって残された時間は全てがかけがえの無い時間です。私は、その人らしく生きてその人らしく最期を迎えるためのお手伝いをすることが私の役割という思いを持って看護師をしています。そのための知識をつけ、自分に自信をもって終末期の患者様と関わるために資格を取得しました。

  • 子育てパパ
    子育てパパ

    仕事(主任)・子育て・PTA会長など、やるべきことはたくさんありますが、休みの日は必ず、一日中子供と遊んだり、出かけたりしています。子供の成長と共に関われる時間も減るため、今できることを一生懸命しようという気持ちで日々生活しています。

  • 子育てママ
    子育てママ

    1年間の育児休暇を経て病棟へ復帰し、現在は地域連携室にフルタイムで勤務しており、育児と仕事の両立が大変なこともありますが職場の皆さんの理解がありとても働きやすい職場だと思います。地域連携室では色んな職種の方と関わりますが皆さん話しやすく、連携を取って退院支援ができていると思います。