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2025.06.29|No.133 痛み について①

ほぼ全ての方が、「痛み」を体験したことがあると思います。

急に起こって比較的すぐ治るような痛みから、慢性的に続く痛み

その場所も腹痛だったり、頭痛だったり、足腰の痛みだったり、生理痛だったり様々と思います。


特に急性の痛みに対して、我々がほぼ必ずと言っていいほど問診で活用してるのが

・O(発症様式)は突然起きたか徐々に起きたか

・P(増悪寛解因子)は何をすると良くなるか、または悪くなるか

・Q(質・量)はどのような性状の痛みで(たとえばズキズキ、ジンジンとか)、痛みの程度はどれくらいなのか?

・R(場所、放散痛)は痛みの場所と、痛む場所以外にどこかに痛みが放散しないか?(たとえば胸痛の時にあごや歯まで響く)

・S(随伴症状)は痛み以外に一緒に見られる症状です

・T(時間経過)は痛みに波があるのか、どんどん良くなってるのか、悪くなってるのか です


これで、いくつかポイントがあるのですが

今、急性の痛みと書きましたが、慢性の痛みに対してももちろんOPQRSTは用いることができます。

次回それについてはお伝えします。

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